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 誰もが気軽に使え、地域のふれあいの場となる愛されるコミュニティセンターづくりをめざして、建設準備会が1982年に発足。
 用地探しから建物の設計まで、多くの地域住民が参加し、
「けやきコミュニティ協議会」への改称(1984/11)を経て、1989年12月16日けやきコミュニティセンターが開館しました。
 コミュニティづくりの拠点としての、ぬくもりのあるセンターをという私たちの想いを具体化する基本設計が設計家・早川洋さんにより出来上がり、
それを受けた市の建築課の努力の結果が現在の建物です。
 
 

 15年目を迎える今日まで、館の管理、全体の運営、年間大小のイベント、地域への広報活動、まちづくり事業などに沢山のスタッフが交代し、分担しながら一緒に活動する中で、自然に世代間交流、体験交流、情報交換などが進んでいます。様々な経験を重ねて 私たちはコミュニティセンターとして出来る「まちづくり」とは「人と人との緩やかな結びつき」をつくること、重ねることであり、それはこの地域の防災や防犯、地域福祉にもつながる大切な役目なのだと考えるようになりました。
 この地域を自分の手でもっと良くしようという思いと、自由で平等な人間関係を保つ話し合いを大切にしながら、「けやき」は今後も楽しくおおらかに、模索しながら歩み続けるでしょう。      2003,7,21

イラスト提供   若松 倫夫氏